おいしいご飯を食べた後おなかいっぱいだったので、塩辛を買ってみたり、野菜を見たりと市場をぶらぶらしたとにお茶しに行きました。
カンファドは観光地なだけあって、カフェもたくさんあります。おしゃれなカフェも点在していて、車で通りながら気になるところがちらちらと目に入るのですが、今回は韓国で「伝統茶」と呼ばれるお茶の一つ「대추차(テチュチャ なつめ茶)」を飲みに行ってきました。
韓国で伝統茶と呼ばれるものにはいくつかあって、それがこちらで紹介されています。
その中でも今回はなつめ茶をいただいてきました。
ここ本当においしいんですよ!!
とはいってもなつめってそんなに身近な食べ物ではなかったので、なつめの紹介もしながら今回カフェでいただいたお茶も紹介したいと思います。
マジで濃厚で、本当においしいなつめ茶がまず気になる!
という方は目次のところから飛んで行っていただけるとすぐ着きます。
それから当日行ったほかの場所についての記事はこちらになります。
よろしかったらあわせてどうぞ。
そもそも 대추차(テチュチャ なつめ茶) ってどんなお茶なの?
私自身は日本にいるとき「なつめ」に触れる機会というのがほぼなかったような気がします。聞いたことはあるけど、そんなに身近にある食べ物というものではありませんでした。
でも、韓国ではよく見る食べ物で料理にもお菓子にもよく使われていますしよく見ます。乾燥したなつめがお餅の上に載ってたりしてかわいいです。
スーパーではサムゲタンの中に入れる材料セットとしてもよく売られています。
しかも、生食、というか果物のように普通に食べたりもします。最近は「사과대추(サグァデチュ りんごなつめ?)」というのが流行ってうちの近所の八百屋でもこんな感じで果物っぽく売られています。
このなつめは買って帰ったら洗ってそのままシャリシャリといただきます。
味は、確かにリンゴみたいなのですが、なんだろう皮が私は何となく引っかかって、食べられないわけではないのですし、なつめはもともとは漢方としても使われたりもする食材なので、このなつめも体にいいんだと思うんですが好んで買ったりはしません。その辺は好みだと思います。
私はもともとなつめが好き、というタイプではありません。
話は戻って、なつめ茶ですが韓国ではスーパーでもよくこんな瓶やスティックで手軽に飲めるようなものが販売されています。
ソウルの仁寺洞といえばそんな伝統茶のお店もあり、そこでいただいたお茶もこんな感じのお茶だったと思います。
味はなつめ独特の香りがほんのりとして、優しい甘さになっています。
楽天でみましたら、ティーパックになっているものがありますね。こちらは甘くはないかもしれませんが、
なんにしてもこんな感じの、やっぱりちょっと透明感のあるのがなつめ茶、という印象でした。
でも、今回カンファドでいただいたお茶はその概念を覆す、ものすごいお茶でした。
正直、こういったなつめ茶とは「一線を画すなつめ茶」といってもいいんじゃないかと思うんです。
っていうくらい、なつめをいっぱい堪能できます。
カンファドでいただいた濃厚な대추차(テチュチャ なつめ茶)
今回なつめ茶をいただいてきたカフェはここ다랑채(タランチェ)です。
初めてカンファドに来た時、カンファドのガイドもしている知り合いに連れてきてもらったのですが、あまりにもおいしくて、今回一緒に行った友達もつれてきました。
花が咲いているいい季節にこれましたね。
お店の中はこんな感じの韓国風の内装で、個室もあります。
週末はお客さんが多いんだと思います。個室のほうに
ほかのお客様もご利用になれるようあまり長居されませんよう
みたいな紙がありました。
わかります。ここに長居したい気持ち本当にわかります。
素敵な座布団に、窓から見える景色は高い建物のない一帯に広がった田んぼ(そして季節によっては feat.カエルの鳴き声)ときたら、そりゃここでのんびりしたくなると思います。
なので、おすすめは平日です!
観光地なだけあって、平日はどこもそんなに人がいません。
今回のこのカフェも私たちが行ったときはほかにお客さんもいらっしゃいませんでした。
自然にぐるっと囲まれた、静かで趣のある建物の中でおいしいお茶を飲むってめちゃめちゃ贅沢な気がします。
しかも個室です。
お茶をいただいている間、本当に何とも言えないくつろいだゆったりとながれる時間を感じることができました。
贅沢にも色々種類があると思いますが、こんな時間を過ごせるのもなかなか素敵な贅沢なんじゃないかと思います。
なつめ茶を頼んでからしばらくしてお茶がやってきました。
きた!!濃厚ななつめ茶!!
きました!!なつめ茶です。
この、チョコレートかもしくは、小豆を煮立てたようなこの色の飲み物がなんとなつめ茶なんです。
今まで私が見てきたなつめ茶と違ってて、びっくりしました!
細かく砕かれたなつめがたっぷり入っていて、
これはお茶っていうよりはまるでスープでした
下のほうになつめの細かくなった皮が沈んでいて、よく混ぜて食べたくなります。
中身があるので若干とろっとした感じのあるこのお茶が体を芯まであっためてくれます。
なつめ茶を頼むと一緒にこのお菓子も来ました。
このふわっとしたお菓子好きです!!( *´艸`)
あと、なつめ茶が濃いからか、そば茶(多分。ごめんなさい、聞いたのですが忘れました)も一緒にきました。
注文したお茶ではないのに、ティーキャンドル付きで来るこのサービスの良さ。
なつめ茶が濃い味なので、このお茶でさっぱりしてはまたなつめ茶を飲んで、という無限ループです。
こんなお茶を飲んでしまったら自分でも作りたくなってしまって、ネットで検索しました。
けっこう簡単に作れそうです!!
濃厚なつめ茶を作ろう
こちらの動画通りに作ったら、とってもおいしい、この濃いなつめ茶が簡単にできました!
ミキサーを使うのでとても簡単に細かくなりますし、しかもなつめをまるっと楽しめます。
南大門で買ってきた乾燥なつめで作ったら砂糖が入れなくても程よい甘さで、まるでカンファドのカフェでいただいた濃厚なつめ茶のようになったのですが、そのあとクーパンで購入した乾燥なつめで作ったときにはそれほど甘さを感じませんでした。
正直言って南大門で買ったって言っても、どうしても早く作ってみたくて、仕事帰りにこんな感じの
露店見たいな、正直に言ってしまうと
これ…消費期限とかどんなかんじなのかな?
っていう疑問がちょっとだけ浮かんでしまうようなところで購入しましたので、全然期待していなかったのですが、ここで買ったなつめで作ったなつめ茶が一番おいしかったです!!
全部飲んでしまったので、クーパンで乾燥なつめを買ったら甘みが少なくて皮もなんかちょっと厚くて
(ノД`)・゜・。
ネットで購入したら消費期限とかはしっかりしていそうですが、
南大門のおばちゃん、ありがとう。そしてごめん!
という気持ちになりました。
一応2回、クーパンで違うお店で購入してみたのですが、南大門のなつめの甘さは感じなかったので、また南大門で購入してしまいました。
というわけで、濃厚なつめ茶をこちらのカフェでおいしくいただいた後、最後に向かったのはカンファドにある有名なお寺です。
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