香港国際空港のすぐ下、ディズニーランドもあるランタオ島に34mにも及ぶ大きな天壇仏像があるなんて知ってしまったらもうどうしても行ってみたくなりました。
アジアで最長5.7kmのバイケーブル・ケーブルカーに乗って行けるゴンピン村には「天壇大仏」「宝蓮禅寺(ポーリン寺)」「心経簡林(ハートスートラ)」「ハイキングコース」あったり、近隣には少し遠いですが、島の西エリアに「大澳漁村(大澳は最も古い漁村であり、香港で最も人気のある観光スポットの一つ)」があります。
ほかにも香港で最も美しいと言われているビーチ「長沙ビーチ」があり、観光スポットとしても人気がある島です。
島そのものがパワースポットとして注目を集めているランタオ島。
せっかく空港の近くにあるのに、中心地に行ってからまた空港のほうに戻ってくるなんて時間がもったいない!
こんなに空港の近くなんだから何とか直接行ける方法がないかな?と調べました。
私は「天壇大仏」「心経簡林(ハートスートラ)」「ハイキングコース」を目当てに空港から直接行ってみました。
こちらでは香港国際空港から直接「天壇大仏」まで行って観光してきた経路や注意点などをご紹介しています。
直接だとスーツケースなどの荷物もどうしようかと悩みました。その解決方法も記事にしています。
ちなみに日本ではこれは「ロープウェイ」というのでは?と思うのですが、香港の公式サイトのほうで「ケーブルカー」と表記されていますのでケーブルカーで表記します。
アメリカ英語とイギリス英語での違いがあるそうです。
空港から天壇大仏まで!交通手段は?荷物は?私が利用したサービスのご紹介
「天壇大仏」を見に行くためのケーブルカー乗り場は東涌(Tung Chung)駅近くにあります。
空港から時間をロスすることなく直接昂坪(ゴンピン)といわれているところに行くには解決すべきことが2つありました。
- 空港から直接行くための交通機関を知ること
- スーツケースなどの荷物を預けるところを調べること
です。荷物を持ったまま観光するのは難しいですよね。
この2点を事前に調べて行きました。
1.空港からケーブルカー乗り場まで行く手段は3つ!
空港から直接行く場合、タクシーかバス、MTRを利用して行くことができます。
そして「天壇大仏」を見に行くためのケーブルカー乗り場は東涌(Tung Chung)駅近くにあります。
駅の近くならMTRでいけそうだ!
と思ったのですが、そのためには空港から青衣駅まで行って、路線を乗り換えて東涌(Tung Chung)駅に行く、というとてももったいない時間の使い方になります。約40分ほどかかります。
なので下記の2つが私の選択肢になりました。
タクシーを利用の場合
→空港からケーブルカー乗り場のある東涌(Tung Chung)駅付近にて下車 所要時間約10分ほど
タクシーの初乗りはエリアごとに違いますが、参考までに香港の中心部を走るタクシーの場合27香港ドルからです。
バスをご利用の場合
→空港からA35/S1/S56 などのバスに乗ると東涌(Tung Chung)駅まで1本で行けます。時間は13分から約20分ほど(路線によって異なります)
香港のバスの基本料金が4.2香港ドルからということですから、当然と言えば当然ですがタクシーよりも安くつきます。
今回私はS1のバスに乗りました。
空港から直接行ける方法は3つ!
・MTR‥‥遠くまで行って戻ってこなければいけないため時間がかかる(約40分)
・タクシー‥‥一番確実で早いけど料金が一番かかる
・バス‥‥ちゃんと乗れるか心配だけど、コスパが一番いい
空港を出てからバス乗り場まで写真で紹介!
私は今回S1のバスに乗りましたので、そのバス停までの様子を写真でご紹介します。
まずは空港から「To city」と書かれた方に移動していきます。
それからバス乗り場のほうに向かいます。
右に曲がって下っていき、
バスターミナルの看板がありました。私はS1に乗りたかったので、そこまでさらに進みます。
あ、運賃が3.7香港ドルと書いてありますね。green Zoneは少し安いのかもしれません。地図を見ながらS1 のバス停まで行き、そこから乗車しました。
こちらの写真は下車したところです。多分早めに下車してしまいました。
左側に見える大きなマンションの反対側の面に駅があったので、多分そこまで乗っていてもよかったみたいです。
この近くにケーブルカー乗り場に続く道が見えました。
というわけで無事バスでも空港からケーブルカー乗り場まで来ることができました。
時間は20分かからずに到着できました!
・空港からバス停までは比較的スムーズにいけた
・バスもオクトパスカードで簡単に乗れる
・2階建てバスの2階に行きたかったけど、最初だったのでちょっと行けなかった
・バスのルートは多少ぐるっと回るところがある
・下車するところはもう少し先でもよかった
オクトパスカードはこちらで購入しました。
2.空港から持ってきたスーツケースを預けたところはここ
空港から直接行くとなると、スーツケースをケーブルカーにのせることができないですし、そもそも重いのでどこかにあずけなければなりません。
48cm x 34cm x 23cm の寸法を超える荷物やバックパック、または重量が 4kg を超える荷物やバックパックは、ケーブルカーに持ち込むことができません。
Ngong Ping 360
ケーブルカーを運営している「ゴンピン 360」のサイトには荷物を預かってくれるサービスがあると記載されています。
東涌ケーブル カー ターミナルとゴンピン ビレッジのホリデー 360 インフォメーション センターでは、荷物預かりサービスを提供しています。保管料金は 1 個あたり HK$100 で計算され、予約は必要ありません。
Ngong Ping 360
当日のゴンピン ケーブル カーの終了時間前に荷物を受け取る必要があります。
ですので、こちら預かってもらうのもいいと思います。
でも、数時間で100香港ドルか‥‥しかも今から登って終了時間までに帰れるのかな?
と思い、もう少し探してみることに。
駅が近くにあるので駅にもあると思うのですが、探してみたところコインロッカーは少なめな印象でした。
なのでもう少し探してみたところ、近くのアウトレットにもコインロッカーがありましたので、そちらを利用してみることにしました。
シティゲート・アウトレット(東薈城名店倉)内にあるコインロッカーを利用
東涌(Tung Chung)駅の近くにはシティゲート・アウトレット(東薈城名店倉)というアウトレットモールがあります。
中に入っているモールも高級ブランドから人気のスポーツ店・化粧品など様々で、建物の中も洗練された雰囲気です。
レビューを見ると旅行客にはいまいちなのかもしれませんが、地元の人には人気のモールらしく、私が行ったときにも平日にもかかわらず結構人が入っていました。
私が利用したコインロッカーはこのモールの駅側のケーブルカー乗り場に続くエスカレーターが見えるところにある入り口から入ってすぐのところにあるものです。
写真を撮った時間帯が違うので色合いが違うのが申し訳ないですが、こちらのシティゲート・アウトレット(東薈城名店倉)のエスカレーターがちらっと見えているところのほうに回り込みます。
こちらから入ったところにコインロッカーのマークがあるの見えますでしょうか?
こちらのコインロッカーもまぁまぁ高めでした
事前に確認していたものと違い価格設定などが変わっていました。
以前検索した時には時間単位の利用が可能でしたが、私が利用した時には
終日利用一律60香港ドル(モールの営業時間内)
でした。変更されていました。
それでもケーブルカーのサイトのところでお願いするより安い&時間の心配がないのでこちらを利用しました。
利用方法は下記のようになります。
鍵ではなくパスワードタイプです。オクトパスカードで決済できるのでそれもよかったです。
以前韓国の駅でコインロッカーを利用しようとしたとき、コインロッカーアプリのダウンロードからしなければいけないことがあり、外国人はどうやって利用するんだ?と心配になったことがあります。
こちらはこの画面上ですべて完了しました。
お釣りのないバスでも簡単に使える!オクトパスカードはとても便利!
香港では現金でもバスに乗れますが、お釣りが日本のようには出ないのだとか。
オクトパスカードを利用すれば小銭を準備する必要もありません。
ただ欠点といえば、ピッで決済が済んでしまうので、実際料金がいくらなのか確認しなくなってしまっていました。
考えてみれば韓国でも見てませんね。
なんにしても香港を旅行をするときにはこれは便利すぎて必携です。
ちなみに私はこちらで紹介している方法で少し安く購入できました。
まとめ
今回は空港から香港市内に行かないで直接ケーブルカー乗り場に行く方法について解説しました。
バスに乗るときにはちょっとした不安も伴いましたが、思ったよりもスムーズに乗れてとても快適でした。
海外でバスに乗るのってちょっとうれしい気がします
ほかの記事で「天壇大仏」や「心経簡林(ハートスートラ)」もご紹介しています。よかったらそちらもご覧ください。
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