海外旅行中もスマホでいろいろ確認したい!何がおすすめ?
海外旅行に行くときの必須アイテムといえばパスポートや航空券に続き、本当に本当に本当に外せないのが「インターネット環境」。
今までは海外旅行に行くときには「wifiレンタル」や「SIM」を購入したりレンタルしたりするのが一般的でしたし、近頃はキャリアのサービスを利用するなんてのもありますが、最近は【eSIM】と呼ばれる新しいデータサービスが気になっている方も多いと思います。
こちらの記事では「eSIM」についてや、旅行中によく利用されている「レンタルwifi」や「SIM」と比較してどこが使いやすいかを比較しています。
結論から言うと最近では「eSIM」がおすすめになってきているのですが、比較的新しいサービスですのでよくわかっていないと利用できなかったり、使えない機種もあるので注意が必要です。
こちらの記事ではどんな機種がeSIMをつかえるか、どんな人におすすめかの比較とともに、おすすめのeSIMも紹介しています。
この記事はこんな方におすすめです。
- そもそもeSIMってなに?が知りたい
- eSIMのメリットデメリットが知りたい
- レンタルwifiやsimと比べてたらどれがいいの?
- eSIMが使える人はどんな人?
- 値段はどんな感じ?がしりたい
- eSIMも種類があるみたいだけどどこがいい?
eSIMってなに?eSIMについて解説!
海外旅行だけでなく、最近は国内の使用でも「eSIM」で電話回線を契約している人も増えています。
身近なサービスになりつつある「eSIM」ですがまずは「eSIM」が何かについて解説します。
「eSIM」と「SIM」の違いについて
「eSIM」と「SIM」では名前が似ていますし、「eSIM」に関してはもしかしたら初めて聞く方のためにまずは「SIM」について少し説明します。
ちなみに「そもそもSIMって何?」といいますと、スマホを契約するときにショップの人が入れてくれる小さなチップみたいなものです。その中には契約者の情報や電話番号などが入っています。
機種変更をするときにもそのチップみたいなSIMを入れ替えていますよね。
SIMには電話番号などの情報が保存されています。
eSIMは物理的なカードはなく、購入し契約した会社から送られてくるQRコードの読み込みなどでスマホの中に登録されますので、モノとしては存在しません。
SIMもeSIMも役割は同じです
ちなみにSIMには契約者の電話番号や、中には契約者が登録した友人・知人の電話番号などの情報もSIMに登録されている場合があります。
海外旅行でスマホを使うのに最適なサービスはどれ?eSIM/SIMレンタルwifiを比較!
こちらでは海外旅行の時に利用されることの多い「レンタルwifi」と「SIM」・「eSIM」を利用する際のそれぞれの長所・短所を比較しました。
esim | simカード | レンタルwifi | |
---|---|---|---|
携帯の必要性 | なし | なし | 必要 |
重さ | なし | なし | 重い |
充電の必要性 | なし | なし | 充電が機器に必要 |
SIMロック解除の必要性 | 必要 | 必要 | 必要なし |
事前予約 | ネットで完了 | ネットで完了 | ネットで完了 |
受け取り | ネットで完了 | 事前に必要 | 事前に必要 |
設定 | 簡単 | 設定が必要な機種も | 簡単 |
返却の有無 | なし | なし | 必要 |
価格 | 高め | 安い | 安い |
紛失の憂慮 | なし | あり | 少なめ |
対応機種 | 少ない | ほとんど対応 | すべてに対応 |
共有 | テザリング可もあり | テザリング可もあり | できる |
結果を見るとSIMがよさそうだね
だねーー。
「eSIM」を利用するメリットは多いのですが、まとめると
- 別途wifiの機器を持たなくていいから、手持ちの荷物が減る
- wifi機器の充電を気にしなくていい
- 事前に受け取りの必要がない
- simをなくさないか心配になる必要がない
- 旅行先からでも登録してすぐ使える
- 旅行が終わってから「帰し忘れた!」ということがない
- 万が一wifiの機器をなくしてしまった!という時弁償する心配がない
などがあります。
レンタルwifiは複数人で使える点が便利ですが、ずっと一緒にいるわけではない場合、結局別々に契約する必要がありますし、旅行中はつい買い物が増えたりして荷物は増える一方なのに、いつもはない重みがプラスされていきますので、地味に体力が奪われていったりも。
なので私は旅行の際にはSIMを利用することがほとんどなのですが、いつもこの外した「SIM」をなくさないようにと神経を使いました。
eSIMはいいことばかりではない?3つのデメリットをチェック!
eSIMいいところ多いから旅行行くならeSIMでよさそうじゃない?
レンタルwifiやSIMよりも後から出てきたサービスだからね。まだ課題もあるんだよ
1.eSIMに対応している機種が限られている
ほかに比べたら新しく出てきたサービスなのでスマホが対応していない機種が現時点ではあります。
eSIMを提供している会社のサイトでは利用可能機種の詳細が記載されていますが、サイトによって利用可能機種の紹介が異なります。特にアンドロイド機種は種類が多いこともあり、利用可能機種がまちまちに記載されています。
サイトによって利用可能機種と書かれているものが違いますので、自分の機種をしっかり確認しましょう!
ですがiphoneに関しては統一されています。下記の機種の取り扱い可能なeSIMの一例です。
詳細は各eSIM提供会社サイトで確認が必要です。
iPhone
iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
iPhone 13 / 13 Pro / 13 Pro Max / 13 mini
iPhone 12 / 12 Pro / 12 Pro Max / 12 mini
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
iPhone XS / XS Max / XR
iPhone SE (第3世代) / SE (第2世代)
iPad
iPad (第8世代 / 第7世代)
iPad mini (第6世代 / 第5世代)
iPad Air (第5世代 / 第4世代 / 第3世代)
iPad Pro 11インチ (第3世代 / 第2世代 / 第1世代)
iPad Pro 12.9インチ Pro (第5世代 / 第4世代 / 第3世代)
アンドロイドに関しては会社が多いので各サイトでの確認が必要になりますが、2020年以降に発売されたものはeSIMに対応している機種が多くみられます。
自分が使用しているスマホでeSIM利用が可能か確認する手順はこちら!
私が現在利用している「GalaxyS23 ultra」の場合、下記のような順序で確認のほうができます。
まずは「設定」をクリック。
設定 → 接続 → SIMマネージャー
eSIMを追加とあり、こちらで追加のほうが可能です。
2.SIMフリーの機種でないと使えない
日本でスマホ購入の場合、SIMロックがかかっている場合があります。ロックがかかっている場合はeSIMが使えませんので、各キャリアに連絡をしてSIMロックを解除する必要があります。
3.eSIMは料金が高めで、プランもまだまだ少ない
eSIMは「アジア周遊」「ヨーロッパ周遊」のように国をまたいで利用できるプランがあり、旅行のプランが国をまたいでいく場合ならいちいちSIMをかえたりする必要がなく便利ですが、便利な分長期日程で価格も高めになります。
「韓国だけ」「イギリスだけ」のように各国のみの利用に対応したものもありますが、日数が旅行の日程に合わないものもあり、SIMやレンタルwifiよりも場合によっては割高になることがあります。
これは徐々にプランが増えてきている印象です。もっと自分の日程にあったプランが増えてくれるといいですね!
eSIMを使ってみたいけどどこのeSIMがいい?
それでもちょっと気になるな、という方のためにこちらではeSIMのサービスを提供しているところをご紹介しますね。
1.トラベシム
会社名 | a2network (Thailand) Co., Ltd. |
会社所在地 | 689 Bhiraj Tower at Emquartier, 20th Floor Room No. 2003 Sukhumvit Road, Klongtonnua Wattana, Bangkok 10110 |
日本語対応 | 可能 |
電話での対応 | 日本国内から 050-6865-6660 海外から +66-2-105-4568 |
esim利用方法 | QRコードを読み込んで利用 |
プランの種類 | 少ない |
端末設定の方法 | 簡単(サイトにiPhone/Android端末設定方法の詳細の記載あり) |
公式サイト | QRコードを読み取るだけで簡単設定【TRAVeSIM】 |
本社はタイにありますが日本人が経営している会社です。そのため日本語でのサービスがとても充実しています。日本語で24時間受付しているというサービスはありがたいです。
日本語で可能な電話での問い合わせも日本からはもちろん、海外からも通話が可能です。
LINEでも問い合わせができますので、気になることはLINEからも問い合わせができます。
また、契約期間の縛りや事務手数料などは一切かからない点もポイント。
140か国で高速データが使えるのも魅力です。
慣れた方でしたら最短1分で海外でのデータ通信が可能になりますので、急に海外でデータが必要になったときにも早く対応ができます。
グアムに行くときにこちらのeSIMを利用してみました。その時の購入方法や設定方法、使い方・使い心地などをレビューしています。
とても使いやすくて安心でした!
2.Glocal eSIM
会社名 | 株式会社グローカルネット |
会社所在地 | 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-17-6 THE FRONT3F |
日本語対応 | 可能 |
電話での対応 | メールにて位対応 |
esim利用方法 | QRコードを読み込んで利用 |
プランの種類 | 周遊・国別のプランもあり |
端末設定の方法 | 簡単(サイトにiPhone/Android端末設定方法の詳細の記載あり) |
公式サイト | 海外旅行にいくなら【Glocal eSIM】 |
日本に本社があるGlocal eSIMでは60か国以上に対応したesimが利用できます。
Glocal eSIMはアジア周遊などのプランもありますが、国ごとに購入もできますので、自分の利用したい国にあったものが購入できます。
端末への設定方法も詳細にサイトで記載されているので、手順を追って設定ができます。
3.Nomad SIM
会社名 | 株式会社Nomad Works |
会社所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座6-14-8 銀座石井ビル4F |
日本語対応 | 可能 |
電話での対応 | メールにて対応 |
esim利用方法 | QRコードを読み込んで利用 |
プランの種類 | 周遊・国別のプランもあり |
端末設定の方法 | 簡単(サイトにiPhone/Android端末設定方法の詳細の記載あり) |
公式サイト | Nomad SIM |
Nomad Worksも日本に本社のある会社ですので日本語の対応が可能です。
周遊・国別プランがあり自分の旅行プランに合わせて購入ができます。国によってデータ量で購入するか、日にちで購入するかが異なりますので、気になる国がある場合には確認してみてください。
4.airalo
会社名 | Airalo |
会社所在地 | シンガポール |
日本語対応 | サイト上では可能 |
電話での対応 | メールにて対応 |
esim利用方法 | アプリをダウンロードして会員登録 |
プランの種類 | 周遊・国別のプランもあり |
端末設定の方法 | アプリで登録 |
公式サイト | Airalo |
6 大陸 44 か国にチームを持つAiralo(読み方はエラロ)は現在200を超える国と地域で利用が可能です。日本の会社ではありませんが、多くのブロガーさんがご自身が使いながらよかったというコメントを残しています。
国別・周遊があり、日程やデータ量によって細かくプランが分かれています。
旅慣れた方でしたらこちらでささっと利用してみるのも。
まとめ
現地で地図アプリを見ながら目的地まで、知らない土地でも道に迷うこともなくたどり着けるこの安心感!
普段使いなれているスマホで情報収集ができるのは本当にありがたいですよね!
旅の状況をSNSにアップしたり、会話が通じなくて困ったときに通訳をしてくれるアプリで何とか解決したり、家族に連絡をとったりととにかく何をするにも必要で、スマホがなかったころの旅行はどんなだったか思い出せないほどです。
それにセキュリティーがしっかりしているかどうかもわからない旅先の無料wifiは、無料だからと接続しても大丈夫なのかと、国内外問わず心配になる方もいるのではないでしょうか。
そんな時に必要なのはやっぱりネットに安全に繋がれる環境です。
私は韓国でタクシーに乗るときにも、知らないところはNAVER地図でチェックしながら乗ったりもします
情報が手に入ることで旅行の満足度も変わります。
eSIMが気になってた!というあなたにこちらの記事がお役に立てていたら幸いです。
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