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【海外で副業】日本語をオンライン(電話)で教える仕事を1年してみた体験をシェア!

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韓国(海外)在住でも仕事したい!よくオンライン(電話)でする日本語教師の求人を見かけるけどどうなの?

カカオン

求人も多いよね!というわけでやってみました

波はありますが、韓国では昔から日本語学習の需要はあります。

以前は会社の業務で使うから、という理由で学習する人や就職のために勉強する、といった実生活において必要な理由があるから勉強する、という方が多い印象でした。昇進などがかかっている人はすごく一生懸命勉強していましたし、本当に切実な方も中にはいらっしゃいました。

カカオン

会社が授業料を支給してくれるから勉強をしている人もいて、出席状況を会社に提出するという人もいました。


でも最近は個人的に日本語が習いたから、という理由で勉強している人が増えてきている印象です。

また、以前は日本語を勉強できるところが限られていましたが、今ではスマホひとつでいつでも外国人とつながれますので、ニーズもそれから手段も多様化が進んでいます。

ただ実は、現在のようにオンラインでの授業が流行るずっと前から韓国には電話で日本語を学習する、というスタイルの学習方法はありました。

カカオン

日本語だけではありません。英語はもちろん、多分中国語もあったと思います。

スクールに通う時間がとれない方が電話で会話を勉強するというシステムです。

しかも当時は携帯での通話料はまだまだ高いころでしたので、電話もリアルに電話線のつながった電話での授業です。

スマホなんて市場には影も形もないころから脈々と受け継がれてきた手法(!)なので、そのころから電話で日本語授業をしている会社もありつつ、最近のIT技術を採用してより現在にあり方に合わせた日本語の授業をする会社も日々生まれているため、韓国での日本語の授業の業務体形は多種多様です。

カカオン

つい最近でも電話的なものが先生側に支給され、それで電話をかけなければいけないところから、独自のソフトを使ってzoomのようにお互いを見ながら授業をするところなど千差万別です。

そんな多種多様な授業スタイルがある中、今回、私はパソコンやスマート機器で同じ教材を見て、電話で会話をしながら授業をする、というところに登録をして1年授業をしてみました。

こちらの記事では私が登録していた会社の業務の様子や日本語教師として就業していくことに関する展望についてお伝えしたいと思います。

こちらの記事はこんな方におすすめです。

  • 韓国に住みながらお金を稼ぎたい
  • オンラインでの日本語教育に興味がある
  • 実際仕事をしている人の感想が知りたい
  • 電話で日本語を教える仕事の実態が知りたい
  • 電話で日本語を教えるときの全体の流れが知りたい

それから私の日本語教育に関するスペックは下記の通りです。

・大学では「日本語教育」主専攻で卒業
・ゼミの教授の推薦で渡韓
・その後、韓国の学院で4年ほどネイティブ教師として勤務
・子供たちが大きくなってきてからは知人のヘルプで企業に出向いて時々日本語の授業をする
・電話日本語で日本語を教える
・オンラインでの日本語の授業も

カカオン

日本語教育一筋で!というわけではありませんが、ある程度知識と経験はある状態です。

目次

電話(オンライン)で日本語を教える仕事の探し方から業務内容まで公開!

先ほども記載しましたが、電話やオンラインで日本語を教える会社は韓国にたくさんあり、それぞれの会社で業務体形が異なりますので、業務体系などが少しずつ異なります。

こちらでは私が登録した会社の探し方から登録、仕事の流れをご紹介しますね。


日本語教師募集の案内を見て応募する

韓国に関して様々な情報発信をしているサイト、「コネスト」の掲示板を見るとたくさんの求人情報とともに日本語教師に関する求人情報もあります。

コネストの掲示板にいく→

こちらの掲示板には求人情報だけでなく、ほかにもイベントのお知らせなどいろいろありますので、見てみるだけでこんな募集もあるんだ!と参考になるものも。

今回私はこちらにアップされていた会社の中から1つ選んで応募しました。

私が見た時にも数社の募集がありましたし現在も多く求人情報が載せられています。


☆応募までの流れ☆

STEP
募集を見て履歴書を送る

私が応募したところでは決まった書式に履歴を記載しました。

STEP
履歴書が通った後で電話にて面接

今までの私の経歴を口頭で説明したり、この会社での業務内容、注意する点などを電話でうかがいます。

STEP
業務の提携が完了したらID登録などをして仕事の開始

私が登録したところは自分の電話で電話をする、という業務体形だったので、電話を準備したりサイトに登録をしてから仕事に臨みます。その方法はメールで送られてくるマニュアルを見ればできるようになっています。

STEP
会社から学生さんのレベルチェックの依頼を受け、その中で登録をしてくださった方がいたら授業スタート!

最初のうちは会社から新規でレベルチェックを希望する人を割り振ってもらい、レベルチェックをした方の中で授業を受ける登録をした方がいたらそこから授業開始になります。


という流れで授業のほうがはじまります。

また、登録会社のサイト上では学生さんからのフィードバックも表示されます。

最初のうちは会社から紹介された方の登録での授業というのがほとんどですが、登録機関が長くなるとレビューを見てよさそうだからと登録してくださる方や、何となくで登録してくださる方と授業がはじまったりもします。


それから授業のほうはどのような流れで進むかも気になりますよね。私が登録していたところでは下記のような感じでした。

ほかの会社に登録している友だちの話をいろいろ聞いたりしてみると、多少作業などはちがうものの流れはだいたい同じ感じかな、という印象です。

☆授業の流れ☆

STEP
授業の時間まで待機

学生さんが登録した時間に授業をしますので、少し前から待機します。

STEP
時間になったら電話をかけて授業

電話はこちらからかけます。
電話はスマホでかけますので、プライベートなものですと電話番号を学生に教えることになるだけでなく、カカオやほかのSNSも知り合いとしてあがってくる可能性があります。費用か掛かりますが、仕事用に電話を新しく登録したほうがいいかな、と思います。

STEP
授業終了後にレビュー

授業中に間違えた点や詳しい内容などのレビューを学生さんにフィードバックします。こちらも登録会社のサイト上で行います。

私が登録したところはレビューを書くところでしたが、会社によっては授業をしている間に日本語のミスを見つけてそれをフィードバックする、というところもあるそうです。


電話日本語で日本語を教えてみてのいいところと悪いところ

これは完全に私の個人的な意見なのですべての方に当てはまるというわけではないと思いますが、参考までに記載しますね。

電話日本語という仕事でよかったところ 10コのポイント

  • 自分のペースで決められる
    シフト制などではないので、自分で仕事ができる時間を決められます。

  • 時給そのものは悪くない
    最初は試用期間などもありますが、基本的には時給は悪くはありません(あとでそうでもないということを記載します)

  • はじめたいときから授業が可能
    授業は月初めから、とかクラスができたら、という縛りがなく、自分ができるときからスタートできます。

  • スキマ時間で家のことができる
    授業がずっとあるわけではないので、スキマ時間に家事をしたり、ほかのことをしたりすることが可能です。

  • 会社によっては厳しい条件もなく就業できる
    会社によっては日本人(ネイティブ)というだけで採用が決まるところもあります(これはこれで日本語の文法を聞かれても答えられないという問題も発生します)

  • 韓国人と話をしながら給料がもらえる
    会社に行ったりコミュニティーにでも属さない限り韓国人と話す機会というのはなかなか少なかったりしますが、韓国人と話すことで最近の韓国人の感覚なども知れます。しかも日本語で!

  • 電話授業の場合交通費・化粧品・外食費等の費用がかからない
    直接会って仕事をする場合、韓国では外見に気をつかうことはとても重要です。そのため被服や化粧品など揃えるべきものが必要になりますが、電話での授業の場合音声だけになりますのでそういった費用が掛かりません。

  • 移動時間が必要ない
    静かに電話ができるところでしたらどこでも授業ができますので、移動に時間がかかりません。


  • 日本人じゃないの??っていうような人とも話ができる
    韓国にはホントーーーーに日本語が上手な人がかなりいます。そういった方と出会う機会ってなかなかないのですが、日本語の授業という形で話をすることができます。


  • 会う機会もないような人と話ができるのは楽しい
    これは韓国人だけに限った話ではないですが、日本語学習というものを通していろいろな年齢の方や場合によってはほかの国の方とも話ができるすごくいい機会です。しかもプライベートレッスンになるので、信頼関係が築けたらいろいろな話が聞けます。


電話日本語という仕事で気になったところ 6つのポイント

  • 拘束時間が長くなりがち
    私が登録したところは授業をオープンにしている率で、レベルチェック希望の方を紹介する率が決まるところでした。つまり「ここは授業ができますよ」というところが少ないと、レベルチェックを希望している学生さん(将来的には授業を受け持つ可能性のある方)の紹介率も低くなります。
    そのためオープンにしているとものすごく間があいて授業が入ってしまったり、あいまいな時間に1つだけ授業が入ってしまったりする可能性があります。

  • 結局時給換算にすると安くなる場合がある
    上記と似ていますが、授業をした分だけが給料になりますので、授業が入らなければ働けません。バイトだったら1時間働いたらいくら、となりますが、授業が1時間に1つ、そのあと2時間後に1つのように点々としていると、時間がしばられる割に稼げなかったりします。

  • 仕事が回ってこないと授業が減る一方
    レベルチェックという形で会社から新しい学生さんを紹介してもらうことで、新規の学生さんを獲得することが多いので、いくらリピーターさんがいても新規の紹介がなかったら少なくなっていくことが多いです。

  • しっかりしたところでないと未払いがある場合がある
    私が登録した会社はこの辺がすごくしっかりしていて、未払いやトラブルなど1度もなかったですが、X(旧ツイッター)などを見ると未払いですごく嫌な思いをした、なんていうものも見たことがあります。

  • 教材に・・・と思うようなところがある場合もある
    電話日本語では手軽さがウリなところもあるので、物理的に教科書を購入するよりは独自の教材を採用しているところもあります。(そのほかの事情もあると思います)そのため教材の内容でこれだと教えるのちょっときついな、と思うところもあります。

  • 授業はフリートークばかりではないから難しい場合も
    フリートーキング専門でされている会社でしたら、会話力がある方でしたら楽しく授業も進められると思いますが、学生さんの中には文法からしっかり勉強したいという学生さんもいらっしゃいます。
    他にも年齢層も多様になるので、私の場合小学生の学生さんもいましたが、そうなると成人に対する教え方では対応がむずかしくなります。
    それに日本人だから日本語を説明できるか、というとそういうわけではありません。(正解はわかるんですけど、なぜ?といわれると説明できないようなことがネイティブにはあります)なので、そういう学生さんと授業するときには日本語教師の知識や経験がないとちょっと辛くなる方もいらっしゃるかな、と思います。

以上が電話で日本語を教えるにあたって、私がいいな、と思ったり気になった点になります。

1年電話日本語という授業をしてみた感想

授業そのものはとても楽しく、色々な人との交流がとても潤いになりました。もともと授業をするのはとても好きなんです。

なので授業をしている時間は充実していましたし、今度はどんな話をしようかな、と考えるのもとても楽しかったです。

ただ、皆さん授業を受けたい時間というのは大体朝の就業前か夜の時間帯になります。そのため時間が重なってしまい授業ができないこともありますし、ちょっと授業が延びてしまうと次の授業に問題が発生しそうになることも。

それ以外にも昼の時間に離れ島のように授業が入ってしまったりすると、中途半端に拘束時間が増えますのでスキマ時間に仕事をしたいな、という方にはむしろ負担になりますし、かといってじゃあその時間は授業をしないようにしよう!と授業をしない状態にすると、新規の方の紹介が減ります。

そのため待機時間が増え、しかもそのためにほかの計画が立てられない、というようなこともおきますので、スキマ時間を利用して仕事をしようかな、と思っている方には思ったほど稼げないと感じるかもしれません。

これは、ぶっちゃけ、ですが、時間効率や給料がいい仕事は、韓国に限った話ではないかもしれませんが、知り合いの紹介という場合が多いです。

カカオン

でもその時に自分に実力がなかったら、結局長くは続けられないので、経験を積むのにはとてもいいと思います。

私自身も直接会って授業をするというのとは違った教え方で勉強になるところがたくさんありました。

なので、こちらで日本語の授業ができたのはとてもいい経験になりました。

日本語教師としての実力があればこんな働き方もできます

日本語を勉強したいと思っている人は何も韓国人だけではありません。

ほかの海外の学習者にオンラインで教えている方も実はけっこういることをご存じですか?

コロナ以降オンライン授業の定着が進んだこともあり、最近ではオンライン授業やアプリを使って直接生徒さんとやり取りをしながら日本国内だけでなく、ノマドで暮らしている方もいます。

アプリに登録をし自分で授業料や授業時間を決めて授業をするんです。

すべて自分でするため集客が大変な部分がありますが、初回授業割引きやいくつかの語学を使って教えられるなど自分の特技を利用して信頼関係ができていくと授業も増えていきます。

最近は日本語教師飽和状態で‥‥というのを聞いたこともありますが、ほかの日本語教師と差別化ができるスキルがあれば、授業希望者もいます。

こういったものを知らなかった方やほかの言語なども参考にしたい、という方のためにこちらにご紹介しますね。

italkii(アイトーキー)

italkiは香港に本社を置いています。

italki(アイトーキー)は、ビデオチャットを通じて語学学習者と教師をつなぐオンライン語学学習プラットフォームです。

このサイトでは、学生は1対1の個別指導のためのオンライン教師を見つけることができますし、グループでのレッスンも可能な場合があります。

学習可能な言語は150以上で登録受講生も500万人以上の世界中から学生を募ることができるアプリです。

こういったアプリを使って皆さんがどんなふうに授業をしているのか気になりますよね。こちらから登録&初回購入をすると10ドル分のクーポンがもらえます。

クーポンを使って授業を受けたら、授業によっては実質0円で授業が受けられそうです。まずはどんな風に授業をしているのか参考にするのもいいかもしれません。


cafe talk(カフェトーク)

cafe talk(カフェトーク)は日本に本社を置く会社です。

世界中の講師と生徒をつなぐ日本最大級オンライン習い事サイトで、cafe talk(カフェトーク)では言語だけでなく、ダンスやヨガ、IT、ビジネス、家庭教師、キッズ向け習い事など多岐にわたって習ったり教えたりができるサイトです。

こちらはスカイプやzoomを利用して学習ができます。

本社が日本なので安心して登録できるところもポイントですね。



スキマ時間で日本語を教えながら仕事がしたい!

日本語教師の仕事も「日本人だからできるでしょ」というような甘い考えでなく、しっかりと勉強して経験値を上げれば手に職になれる仕事です。

友達にもフリーランスとして会社に属さず、日本語の授業を個人的にレッスンをしたりしている人もいますし、ブログなどを見ると上記のアプリに登録し、授業をしながら海外や日本を転々としたりしている人もいるというからなかなかのポテンシャルだと思いませんか?

イカロス出版
¥1,870 (2023/09/18 00:56時点 | Amazon調べ)

現在こちらの本はunlimitedで無料で見れます。

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