バターについてこんなにも検索をかけるようになったのは
「シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事」という本を読んだからです。
これでバターコーヒーを始めた方も多いのではないでしょうか?私はその一人です。
帯の「NYからシアトルまで、全米の食生活を変えたベストセラー」っていうあおり感にあおられます。
私はコーヒーが好きなので、
これで健康になれて、もしダイエットまでできるんだったら・・
と、とりあえず本ポチリました。
「シリコンバレーの億万長者になりたての若き起業家」が書かれた本だけあって、
自分の体をハックする とか カタカナの難しい専門用語の連続 など
すごく論理的で緻密で実験に満ちている 本でした。
なので、これをうのみにするのはまたちょっと違うと思うけど、ちょっとやってみようかな、という気になります。
なにしろコーヒー飲んでいいよってやつなんで。
著者のようにストイックにダイエットと自分の体をハックすることに熱心に取り組まれる方もいらっしゃると思いますが、コーヒーだけという方もいらっしゃると思います。
私はその後者のタイプなので、バターやMCTオイルを韓国で購入したいと思って検索したのですが、数年前は全然見つかりませんでした。
韓国の代表的なスーパーであるホームプラスやイーマートでの販売はなく、ネットでバターコーヒーに使えるバターを検索すると、NYに住んでる韓国人がすすめてるバターの記事がまず目に入るような感じで、ちょっと困難かなと。
でも今ではいろいろなところでバターは販売されています。
そもそも シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事 ってどんなダイエット?
バターに行く前にこの本が大体どんな内容の本かといいますと、
著者がバイオハッカーとしてどうしたら健康に若々しく無理のないダイエットができるのかを、体の隅々まで実験、体験、研究を重ねて、時には過酷な実験や数値を駆使して導き出したものを公開している本になります。
実験で、1週間で5キロ増えたという結果が出たところから、また1週間で5キロ戻したり、セドナの奥にある洞窟に1週間ほど水を持っていって瞑想にこもってみる、などとにかく自分のやってきた実験、経験がところどころにちりばめられつつもその数値化も忘れないという、かなり濃い内容の本だと思います。
未知のパフォーマンスを手に入れる「2週間プログラム」
というものも本書の終わりのようにメニューなども載せて解説されているので、本書を読んで興味がわいた方は参考にされてもいいかもしれません。
私がとても惹かれたところは、マーカーを引いた部分です。
30万ドル以上を費やしてわかったこと
この本を手に取ったあなたは、きっとただ何キロか痩せたいだけじゃないはずだ。人生はストレスでいっぱいだ。あなたは、もっと仕事の要領をよくしつつ、気分は上々で、もっとおいしい食事ができて、楽チンで継続可能なダイエットを望んでいるだろう。
僕の個人的な経験を裏づけているのは、シリコンバレー保健研究所の所長、理事長、理事としてアンチエイジングの分野を牽引してきた10年間だ。100人以上の一流の医療従事者、研究者と対談する機会をもち、また、健康系でランキング1位の僕のポッドキャストと全米放送のラジオ番組「完全無欠ラジオ」で、100人以上の一流の人的パフォーマンス専門家から話を聞いた。本書は、そんなエキスパートから引き出した知識と、僕が30万ドル以上を費やして、自分で実験したバイオハックの結果にもとづいている。
本書より
ダイエットってなんでこんなにみんなが頑張っているのに楽にならないんだろう?
ってすごく不思議でしたし、ダイエットじゃなくてももっと気分よく生きていけないのかな。みたいな。
こんなに頭のいい人がたくさんいて、専門家もたくさんいて、ものすごくコミットして努力している人もいるというのに一部の人以外はなかなかうまくいかないもの、というイメージがあるダイエット。
カロリー計算や運動や忍耐など、いろいろと自分を試されることが多すぎます。
ダイエットって人類には解決できない級の、それほどにまで難解で解決しがたい問題 なのか?
っていうところに著書自身の経験と実験を通した回答が記されている、実践系の本です。
世間ではこう言われているけど、そもそも専門家の間ではこう言われている、といった率直な話もあって、読みごたえもあります。
私は、じゃあこれに従って2週間プログラムを!!!とまではいきませんでしたが、そんなにもパフォーマンスが上がる日常を送れるなら、と、朝、バターコーヒーにしてみようっていうところは実践したいと思いました。
でも、いろいろ「カビ毒」というものが世の中の食べ物が多いそうで、言われたものをそろえるのが難しい!!
「完全無敵のバターコーヒー」のバターは何でもいいわけではない
というわけで、このバターコーヒーに使えるとされているバターは何でもいいわけではありません。
もちろんこれ以外ダメ、というわけではないと思うのですが、期待したいものがあるのであれば、これくらいのものを使ったほうがいいよ、という指針はあります。
本の中の図解をお借りします。
グラスフェッドというのは放牧で育てられた、草を食べている牛の乳です。
ギー(ghee)は、牛、水牛、ヤギの乳を使って作ったバターのことです。
グレインフェッドは餌が人工的に配合された穀物になります。
著書より
この中で、バターコーヒーを作るには「グラスフェッドのバター/ギー」を進めています。
本書では
「ケリーゴールド・ピュア・アイリッシュ・バター」(米国、欧州連合)やニュージーランド産「アンカー・バター」(アジアの大部分とオーストラリア)などが目的にかなう。100%グラスフェッドバターが望ましいが、手に入らない場合は、「ブレス産バター」他AOP(原産地呼称保護)認証のものなど、飼料まで厳しく管理され、できるだけ牧草飼料の割合が高い高品質のバターが良い。
本書より
とありますので、その中で、A.O.P認定されている「イズニーバター」を購入したいと思い、韓国で探してみました。
(最初はグラスフェッドでは全然見つからずかろうじて見つかったのがイズニーバターだったのです)
コストコで「イズニーバター」を見つけた時の喜びと言ったら
自分がよく言っていた大型スーパーでは見つからなかったので、当時、想像力を働かせなければいけませんでした。
高級なバターってどこで売ってるの??
今も割とそうですが、20年ほど前、会社に派遣みたいな感じで日本語を教えに行っていた時に教えていた学生さんが
韓国は乳製品の関税が高いので、日本みたいにチーズがありません。これから自分が開拓していきたい
といっていました。
確かに当時の韓国、種類も少なかったですし、値段も高かったんです。
今は昔に比べてチーズの種類は増えましたが、相変わらず乳製品はちょっと高めかなという印象があります。
なので一般のスーパーにはないのが当然といえば当然。
で、思いついたのがコストコでした。
やっぱりコストコ!バターもチーズも品ぞろえが豊富すぎる!
コストコには数年前からこんな感じで3つセットで販売されていました!!
昔は包装紙が違うものでしたが、3つセットなのは同じです。
で、もうめっちゃうれしくてこちらで購入していたのですが。
なぜか無塩バターを売らなくなりました・・・
どうしてなのかはわかりませんが、ここ数年、加塩のタイプのものしか販売していません。
どうしよう・・・と思って、加塩のバターを手にとってみましたところ、塩分は2%。200gのうちの2%ということは約4g。
バターコーヒーにするには約大さじ1杯なので、4gの13分の一くらいを、さらにコーヒー約200㏄に溶かして飲む。パンにつけるんじゃなくて、コーヒーに入れて薄ーくしていただくわけです。
0.3gくらいの塩だったらバターコーヒー飲めるんじゃね?
と、試してみたことがあります。
その結果は・・・・
ごめんなさい、私はダメでした・・・
わりと塩味がきいていてびっくりしました。塩キャラメルとかもあるくらいなので塩味のコーヒー、慣れれば大丈夫なのかもしれませんが、とりあえず加塩バターは料理に使うことに。
イズニーバター、最近は一般の大型スーパーでも購入できます。
そんなことをやっていたものの、しばらくすると韓国の大型スーパーでもイズニーバターが販売されるようになりました。しかも一つずつ!
初めて見た時は、
韓国でこんな高級バター誰も買わないんじゃ・・・
と、すぐに撤収になってしまうんじゃとそわそわしていたのですが、もうずっと販売されています。
よく考えたら、韓国のバターそのものもが高いですし、大丈夫なのかもしれません。
けっこう早く消費してしまいますが、それでも鮮度がいいものを購入できてうれしいです。
数年前購入した時にはもう少し安かったのですが、最近はお値段上がってますね。でもコストコで無塩バターを購入できないので、こちらでよく購入していました。
でも最近はクーパンで購入できてしまうので、こちらで購入してしまうことも。
小分けのもあります。
それから、この記事を書くにあたり本を読み返してみたのですが、ニュージーランドのアンカーのものもいいんですね。
イズニーバターは、とてもおいしいということなのですが、コーヒーに入れてしまうと、正直私はそこまでそのおいしさがわかりません。
アンカーはお値段も安いので、今度はこちらを購入してみたいと思います。
コメント